油日神社(あぶらひじんじゃ)

Tel:0748-88-2106甲賀市甲賀町油日1042

5月1日 油日まつり

 春の例大祭。円融天皇の天元元年(978)橘朝臣敏保卿が勅命を奉じて参向したのを、甲賀の五姓、上野、高野、相模、佐治、岩室の五氏が年々交替して代参したのに始まると伝えられています。これを 頭殿 とうどう 参向といい、明治以前までは連年行われていましたが、明治初年より氏子関係にて 上野頭 うえのどう のみによって行われることとなり、5年に一度となりました。
 油日まつりには四十数基の神輿が乗馬と共に延々長蛇の列をなし野洲の下流石部の川原にお旅したと伝えられていますが、今は毎年二基の神輿にて往復十㎞のお旅が行われています。五年に一度のまつりには、昭和33年県の無形民俗文化財に選択されている 奴振 やっこふり が行われ、郷土色豊かな長持奴の歌のしらべ、毛槍奴挟箱奴の優雅な踊り姿など、往時の盛大さが偲ばれます。又このまつりには列結野お旅所にて蚊帳を張る珍らしい蚊帳まつりがあり、信者がその中に入って神酒み鏡餅をいたゞき厄除の恵を受けます。

 1月1日 歳旦祭

 2月18日 祈年祭

 五穀をはじめ全ての生産増強商売繁昌を祈る。

 9月11日 岳ごもり

 油日岳頂上にて徹夜でご神火を焚き上げ参籠

 9月13日 大宮ごもり

 秋まつり。徹夜万灯を捧げ氏子信者は東、 西廻廊のそれぞれ定まった座で蚊帳を張り ご神徳をたゝえ、油のヒの恵に感謝する。

 11月23日 新嘗祭

 この年の新穀を供え神の恵み自然の恩に感謝のまことをさゝげる。

 諸願成就月次祭 毎月1日

 油の月次祭 毎月13日

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